訪問者カウンターがブログ開始から10万人を超えました。
2011年11月のブログ開始から今月で約3年と1ヶ月。
このカウンターは同じ人が1日に2度訪問してもダブルカウントされないシステムになっていますので
きっかり10万人が訪れてくれた計算となり、その人数にとてもうれしく思っています。
最近では1日にだいたい100人前後の方が来てくださっています。
こうして続けていられるのもこのブログを見に来て下さる皆さんのおかげと感謝しています。
ありがとうございます。
来年も変わらず更新していきますのでよろしくお願いいたします。
今回は前回の続き、向かいの校舎に行きます。

左に映っているのは今出てきた校舎。

こちらが今回の校舎です。





外と中のコントラスト。

放送室と保健室の間を隔てているほんわかイラストが描かれた扉。

廊下側の扉にも絵が(´ω`*)かわゆい

上手すぎず下手すぎずの癒し系でセンスを感じました。


校長室には大きな金庫が。重厚感がすごい!
確か動かせないようになっていたと思います。

うーん、なんとなく今回写真が水平じゃない感じがする・・・。
三脚使わないわりに普段はあまりそういう感じないんだけどなぁ。今度はもっと気を付けてみよう。

力也、凄い。でも力也だけの名前しか書かれていませんでした。
夫が発見。



床が白い。



こちらの校舎の窓から見る向かいの校舎。

「こんな低いところに何でお知らせを貼ったんだろ?」
と夫が眺めていた張り紙があった。
私はこういうものになかなか目がいかないので、「力也」といい、以前更新した「
埼玉近代的廃病院ツアー」の色々な物といい、
夫ならではの視点で発見するものに私も度々驚かされたりする。

張り紙拡大。
私「ほんとだーー。なんでこんな低いところに貼ってあるんだろうね?」
夫「このネズミ、耳の上に王冠のせてる。独特の感性だなー」

ネズミ拡大。
かわいいーー(笑)
私のお気にいりになったねずみくんのイラスト。

最後のほうで「またね」と書かれていた黒板を見かけました。
小学生の時、公園で友達と遊んだあと手を振りながら毎日のように言っていたセリフ。
友達とそうやって別れるたびに時間は経過していつの間にか遠い場所から手を振るようになっていった。
今は、もし会ってもあのころのように挨拶するかどうかもわからない。
でも廃校を訪れると何故かあの頃にいつでも戻れるような気がする。
そして今日は友達じゃなくて校舎が私に手を振ってくれているように感じた。
「またね。」
この校舎は私がよく使う道から見える場所にある。
だからまたいつでも会える。
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校舎が2つあるので記事は1校舎ごとの2回にわけました。


2つの校舎は中廊下で繋がっています。


中にはモノがなかったり・・・

あったり。


こちらは図工室。


2つの糸ノコはシンメトリーのいいオブジェになっている。


2階の廊下です。

前回のE小学校も貝殻がありました。こんな立派なのではなかったけど。




音楽室。

波打つ木琴。

木琴や鉄琴がたくさんありました。

白紙に戻っていく校歌。
ただ、この学校の校歌ではなさそうなかんじ。
統合先の学校の校歌なのかな。
色褪せた過去はもはや存在せず・・・

未来は訪れない。


だけど思い出は残っている。


次は向かいの校舎へ向かいます。

建具が取り外されていた。木製の窓枠やドアはとてもかわいい。
リフォームとかで使ったら絶対オシャレ。

落ち着いた淡いカラーでペイントされています。

平成13年3月閉校。
近くでたまたま学校帰りの学童を見かけました。
本当ならここに通っていたんでしょうね。
先月18日に市原ぞうの国という動物園へ初めて泊りで家族旅行へ行きました。
いつも車に乗るとグズる未來もこのときは奇跡的に一度もぐずらず、旅先でも機嫌が良く
とても楽しい旅行でした。
こちらの市原ぞうの国、行ったことある方やこの動物園の背景にある物語をご存知の方も多いのではないでしょうか。
2005年に公開されて話題になった映画「星になった少年」はこの動物園の園長さんの息子さんの実話です。
しかし私はそれも知らずにこの動物園に来たのでした。
しかもぞうさんに会いに来たのではなく、目的はカピバラさんと触れ合いたくて来たという(笑)

たくさんのカピちゃんたちがいますヾ(*´∀`*)ノ゛


カピバラと娘(´ω`*)

まだふれあいはできないけど赤ちゃんもいます(●´艸`)ウフフ

首がww

なおりました。

ペリカンさんのくちばし凄すぎ∑(=゚ω゚=;)
先端恐怖症には怖すぎるな。
あたしも目を合わせるのがちょっと怖かったですヽ(´o`;
そしてぞうさんショーを見るまでは、「ぞうのショー楽しみだわー」くらいの温度だったものが、
ぞうさんショーが始まると「うわーーーすごい!!」の連発。

なんでこんなことができるの??ということをするぞうたち。
動物ができることなど想像を超えるものではないと思っていたら大間違いでした。
園内ではほとんどビデオをまわしていたので写真が少ないです。
特に絵を描くぞうさんにとても驚かされました。

↑これぞうさんが描いたんですよ!凄すぎる・・・。
こんな絵を描ける動物が人間以外にいるものなの!?って思いました。

絵を描くぞうのゆめ花。
夫は餌をあげても落としてしまうどんくさくてかわいいビーバーのファンになっていました。
ここではたくさんの動物と触れ合うことができます。

箱入りヤギさん。

知人の後ろ姿に似ている(´ェ`*)ウププ

かわうそくん。

アルパカさん。

うさぎちゃんたち。

ふわふわのアヒルさん。

怖がっていた旦那w

餌を食べるみなさん。

リャマさんとの出会い。

近いww
このあとどんどん近づいてきて4匹くらいのリャマさんに餌を持っていた私は囲まれました(;゚□゚)アワワ

そして人間σ(・ω・)
ここまで触れ合える動物園は長崎バイオパーク以来!
こんな動物園があったなんて・・・と。
動物好きな私は大興奮!
たぶん関東圏内で私が一番気に入った場所です。
そして帰宅後「星になった少年」を見て号泣。
ゾウ使いになるためにタイに一人渡る少年。少年が描いた夢「ゾウの楽園」を作るということ。
その夢を描きながら若くして亡くなる少年。その夢を叶える母。
それが「市原ぞうの国」と「勝浦ぞうの楽園」です。
夫に「もし市原ぞうの国が廃墟になったら行きたい?」と言われ、
私は苦笑いしながら「行きたくない」と答えた。
「そんな風に廃墟だって元はみんな、それを作った人の思いが込められている場所で
色々な人の願いや夢や思いがそこにあったってこと、忘れちゃダメなんだよなぁ。」
夫はそんな話をした。夫はよくこういう真面目な話を私にする。
私はその時によって「そうだねー」とか「うるせえ、このやろっ(笑)」とか反応は様々。
人の思いや願いがついえた場所。
夢の屍。
廃墟には多くの人の無念が眠っている。
私はそんなことはよくわかっていたし、
逆に廃墟にそういう側面があるから惹かれる気もする。
だけど、市原ぞうの国が廃墟になったとしたら私はその跡地で心地よい気持ちで居ることはできない。
そんなことを考えたら廃墟を見る目が少し変わった気がした。
少なくても廃墟に対して第三者でいることで身を委ねられるんだなと。
思い出が関わったり当事者になると無理なのかもしれない・・・。
そんなことを考えていたら廃墟を楽しむことが少し苦く思えた。
それでも廃墟には行く。
ただ、今度はそれをふまえた上で廃墟の、そこにいた人の思いをすくうような
そんな気持ちで向き合いたいと思った。