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神の住む場所

朝陽で明かりの灯る日本最古のコンクリートアパート。端島、30号棟。まるでライトアップされているか、今でも人が住んでいるかのよう。だけどこれは朝陽が作り出した自然のもの。まさに奇跡の光景だった。

まるで不思議の国の・・・

廃ホテルに迷い込んだよう

まだ人がいた温もりを感じる

木造校舎の温かさ

田老鉱山(3)

Posted by 秋空りんご on 29.2012 岩手   4 comments   0 trackback
Tag :廃墟廃屋廃工場岩手田老鉱山鉱山ホラーゲームお化け屋敷サイレントヒル
次はここへ。田老鉱山資料館跡。

前回の穴を抜けて、道沿いに上の方へ行くとここの裏口につきました。

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これはここに到着した直後に正面から撮影したもの。裏口方面ではないです。

P7280108 (1)

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本当は田老鉱山メイン施設よりも先にここに入ろうとしたんです。

でも正面はこの扉の奥の扉に板が打ち付けてあって、開きませんでした(ρε;)

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で、そのままこの施設は最初諦めて、
メイン鉱山施設を巡って、トンネル潜って出て、歩いてたらたまたまここの裏口を発見しました。
外から見るとそんなに痛んでる感じもしないんですが・・・、ここは中と外とのギャップが凄かったです。

DSC04453.jpg

田老鉱山メイン施設の方はネットでたくさん見ていたので、それ以外に目新しい感じのことはなかったのですが、
ここは見たことなかったのでかなり新鮮でした。

DSC04511 (1)

こんな光景が生であるので。これらは特別なモードで撮影したものとかではないです。
私は基本Autoで撮影しています。

まるで加工された世界に、そのまま我が身を落とされた感じでした。

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こうして写真を見てると不思議と肺がやられそうになります。

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いつもはマスクをするのに、
こんな時に限ってマスクをしていかなかったのですよ。
でも肺は無事です( ̄∀ ̄;

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鉱山で使用されていた機器の残骸は至る所に…。
持ってみるとめちゃくちゃ重い。

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この建物内でこんなにアグレッシブな植物に出会うとは、外からの光景では思いもしなかった。

DSC04466.jpg

かと思いきや、対照的に澱んだ空気が漂う廊下。

DSC04468.jpg

これ・・・好き!

DSC04469 (1)

写真がブレてますね。

私はカメラの知識がまるでなく、しかも三脚を使わないので、
暗い場所で写真を撮るとけっこうな確率でブレます。

つまりこの写真で見るよりも、もっと現場は暗いのです。
たぶん。

トイレ、サイレントヒルの化け物が出て来そう。

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血の跡みたいに見える。

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ピンクとか緑とか色が鮮やかでかわいいです^^*

そんなのんきなこと言ってていいのかな・・・。

緑の成分に肺がやられそうな気もするわ。

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鉱山の資料がたくさん!

この中には田老鉱山のイロハが詰まってるんじゃないでしょうか。

…知らないけど( ̄ω ̄;

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カーテンがお化け屋敷そのもの。

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わー、カオス!

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全部で5階まであるので、階段を上り下りして探索しました。
その為階段の写真が多いです^^;

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廃墟マニアの前では、多くの場合において非常口はそれ自体の意味を完全になくした非常に虚しい物である。

P7280056 (1)

やっぱり見たことない場所を探索するのは楽しい。

P7280087.jpg

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帰りは違う出口(小さな窓)から出てきました。

ふぅ、出てこられて一安心♪

なんだか思った以上に危険な雰囲気だったけど、なかなか楽しめましたとさσ(゚ー^*)

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田老鉱山(2)

Posted by 秋空りんご on 19.2012 岩手   8 comments   0 trackback
Tag :廃墟廃屋廃工場鉱山田老田老鉱山岩手コウモリ坑道トンネル
さてさて、前回の大きなメイン施設を出て先へ進んで行くと、


行き止まり。


かと思いきや不思議な入り口を発見。坑道に繋がっているトンネル?

DSC04422.jpg

こういうところって絶対キモイ何かが出るんだけど・・・

入ります。

DSC04426.jpg

と見せかけて、まずはつながっていた上のほうへ向かって行きます。

採掘した鉱石は先ほどのトンネルを通り抜け、
前回のメイン施設の上までトロッコかベルトコンベアなどが運んでいたのかな。

P7280003 (1)

この先へ行くと、前回のメイン施設の上の方へ繋がっているようなんですが、
ボロボロで落ちたら多分死亡するのでやめておきます。

P7280004 (1)

ということでトンネルの方へ。このトンネルの右や左のほうへも行けそうに見えますが、
山の中で下へ行くのにかなりの落差があって、危なくて行けなかったのです。
もしかしたら何か違う道があるのかもしれませんが、
とりあえずこのトンネルを通れば下に行けそうなので、この中を行くことにしました。

P7280020.jpg

中に入って、先ほどいた外を撮影しました。ちなみに写真無加工です。
ぬるっとした感じがキモイ。

でもインディージョーンズが大好きな私は、こういうのが実はけっこう好きです。

DSC04434.jpg

フラッシュをつけてもう一度撮影。
やっぱりキモイ。

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あ、奥には外に出る穴がある!
でも、音がする・・・。何かの糞がある・・・。
多分コウモリ。あー、怖いよー。

廃墟に行くならこのくらいのことは乗り越えなさいよ、自分!
コウモリが何匹出ようがたいした問題じゃない。

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ビクビクしてるのに、時に自分をマゾヒズムなまでに追い詰める。

単身で廃墟に乗り込むことも、日常においても・・・そう。

あれ?追い詰めるということはサディストなのか・・・。

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毎日は同じことの繰り返しだと小学4年生の時、先生が言った。
人生は退屈なのだと言いたげだった。それに疑問なんて感じてはいけない。
そういうものなのだと受け入れるということ、それに耐えること、そういう話だっただろうか。

あー、そうか、先生、だから私はここにいるのかもしれない。
退屈なんて知らない。

私は暗く湿ったけもの道を行くのが怖いのに、そこが私の通過点なんです。

P7280025.jpg

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・・・・・・・

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予想以上にいる!

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よく見ると相手もこっちを見てる!

「おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。」

確かにニーチェの言う通りだ。

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右上の黒い空洞が見えるでしょうか?坑道ですかね。

DSC04439.jpg

ここからコウモリが更にどんどん出てくるのです。

ちなみにこの写真もその前の写真も無加工です。

写真ではわかりませんが、この下に大きな段差があり、出るには一度
今いる階段部分からジャンプして下に下りてダッシュして出るという方法しかありません。

でもこのコウモリがわんさか出てくる穴の前、大量のコウモリたちの下を通らないと外に出れない。

ああ、やだ・・・。

かといってここまでは前回のメイン巨大施設の大きな段差を何度も登りながら来たので、
またあの巨大メイン施設を下りながら元の位置へ戻るのも大変だし・・・。

もう意を決してダッシュして外に出ます!!

P7280038.jpg

出て来れました。

あー・・・、怖かったよぉ(T□T)

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さっきのコウモリがたくさん出てきた、右上の真っ黒い穴の窓みたいなものが外から見えた。

つづく。


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田老鉱山(1)

Posted by 秋空りんご on 14.2012 岩手   8 comments   0 trackback
Tag :鉱山廃鉱山廃墟廃屋田老岩手廃工場
最近廃墟行ってない。
このブログ、行動力が売りなのに…。
最近は家でクロスワードとかしてます。
超インドア。ヤバイ。

解答を応募して景品を狙ったりしているわけなんですが、
クロスワードメイトという雑誌の景品の中で「座れる子ブタ」っていうのがあって、
それが今、超欲しい!コレ→座れる子豚、牛
肩肘乗せられてるブタさんがかわいすぎなんです。

そろそろ廃墟に行きたいなー。


今回は有名廃墟、田老鉱山です。

この時深夜から寝ないで車を飛ばして行きました。

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ここまで来るのにどんだけ走ったか!10時間だもの!

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鉱山の関連施設はたくさんある。それは次回以降出していきます。

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田老鉱山は今はある大学の所有物となり、宇宙線観測所として使われているとのこと。

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確かにここでは現役な音がグワングワンしていたし、近くには車も停まっていた。

現役っぽい施設は、これ以外にも点在していた。

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これが鉱山廃墟のメイン施設外観。

P7280134.jpg

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中に入りました(^^*

右下の私と比較して見ると、どれほどの大きさか分かると思います。

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落書きは嫌いだけど、廃墟が廃墟である限り、副産物として生まれるものとも思える。

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一番有名な場所です。

この黄色いコンクリートのひとつひとつもとても大きいんです。

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田老鉱山を好きな人はすごく多いと思う。

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植物との融合が美しいし、壮大だから。

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東日本大震災で相当揺れたはずなのに、
これほど満身創痍でもふんばって耐えたんだなと思うと、
この廃墟の持つ底知れぬ生命力を感じる。

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建物に宿った魂が、廃墟になっても折れずに己を支えているようで、私は見惚れた。

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その折れそうで折れない、魂のひとつひとつ。

赤茶色に染まった軋む天井の骨は、今も真っ直ぐに伸びている。

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足元は薄闇。天からは光。

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ゴンドラのような事務所が天井に張り付いている。

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再生の前にあるのは、破壊。

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廃墟は次の命を育ててる。

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今の自分に出来る精一杯のことを知っているかのように。

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次はコウモリわんさかの坑道の中に入りますΣ(*゚Д`;)


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プロフィール

秋空りんご

Author:秋空りんご
廃墟をさすらっています。
それ以外にも様々な場所を冒険しています。

webや雑誌で主に旅行関連のライターをしています。

2015年12月より多忙のためブログを休止しています。

廃墟活動は継続していきますので、
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