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神の住む場所

朝陽で明かりの灯る日本最古のコンクリートアパート。端島、30号棟。まるでライトアップされているか、今でも人が住んでいるかのよう。だけどこれは朝陽が作り出した自然のもの。まさに奇跡の光景だった。

まるで不思議の国の・・・

廃ホテルに迷い込んだよう

まだ人がいた温もりを感じる

木造校舎の温かさ

のうが高原ホテル(3)

Posted by 秋空りんご on 28.2012 広島   20 comments   0 trackback
Tag :廃墟廃ホテルホラーゲームゾンビ要塞お風呂螺旋階段エレベーター地下瓦礫
今日は主にホテル棟のご案内です。

その前にあの巨石風呂以外にもお風呂はあるのでその写真を。

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↑んー、何の場所か忘れた。お風呂関係ではあったと思うんだけど・・・。

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ここだけは瓦礫が整理されていた。サイド部分はエスカレーターだった場所みたい。

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さぁ、どっちに進む?巨大廃ホテルではこういうのが楽しい。
人生もこんな感じだよね。できるだけ光を求めて歩く。

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ゲームセンターだった場所。ひろーい。

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ボイラー室には小さな機能美が詰まっている。

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ホテル棟の部屋はたいして面白くなかったため、ほとんど撮影してない。

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こんな感じでほとんどがつまらない^^;

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ファンタ派です。

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地上を見下ろす要塞。

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ホテル棟で一番のお気に入りとなった螺旋階段。ホテル棟ではこればかり写真に撮っていた。

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ゲーマーなので、「ここでゾンビが出てきたらどう戦うべきかな?」などと楽しい想像をしてみる。

本当に出てきたら全力で逃げるしかない。

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エレベーターのボタンをふと見る。

「B1」~「B5」行き。

気持ちいいくらい全部地下。

地下にしか連れて行ってくれない後ろ向きなエレベーター。
なんか非現実っぽくてイイ。

そしてあたしがこれに乗り込んで行き着く先は、あるはずのない「B6」だったりしたら最高。


そんなホラーゲームの世界観が大好きな冒険者の心を満たすのうが高原ホテルなのです。



(4)に続く。



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のうが高原ホテル(2)

Posted by 秋空りんご on 23.2012 広島   26 comments   0 trackback
Tag :廃墟廃ホテルお風呂遺跡巨石冒険落下のうが高原ホテル戦場天空の要塞

今回は天空の要塞・のうが高原ホテルのお風呂です。

ビバノンノ♪


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緑の絨毯の階段。















お風呂にとうちゃ・・・く・・・。

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(゚∀゚; )!!?




な・・・




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なんじゃこりゃーーーーーーーー!!?



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この時初めて廃墟で大爆笑してしまった。

アハハハハハ。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。



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凄いとは聞いてはいたけど

これほどとは・・・!!ww

写真で伝えきれないのがもどかしい。


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感動の仕方がもう笑うしかなくなる。゚・。・(●ノ∀`●)σ・。・゚ イーッヒッヒッヒ


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このお風呂、・・・想像をはるかに超えてきた。


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この岩の周り小さな柵に囲まれてますが、下、崖状態です。
(*_ _)ノ彡☆バンバン!!


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高い~~(汗)

お風呂で万が一足滑らせて岩の下に落ちたらアウト。

超デンジャラス。

命がけで入浴。


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そして外に向かっても今ではこんなデンジャラスです。


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そういえば小学生のとき自作漫画「デンジャラスゾーン」というのを描いていた。

デンジャラスな場所をデンジャラスな女の子が冒険する漫画だ。


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時空を越えて自分で実写化しちゃいました。


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何でホテル内でこんなことに・・・。


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ここ戦場?


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爆弾でも投下されたとしか思えない砕け方。


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このホテル復活するっていう話を聞いたことあるけど・・・、これほんとに出来るの^^;?


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もし復活したら絶対に来たい。そしてこのお風呂に命がけで入りたい(*´Д`;)ハア~ビバノンノ


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すごい充実感でした。


次行ってみよーーーー!!


ホテル棟へつづく。



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のうが高原ホテル(1)

Posted by 秋空りんご on 20.2012 広島   24 comments   0 trackback
Tag :のうが高原ホテル廃墟廃ホテルピカソキュビスム山登り瓦礫遺跡ブラックお風呂

去年の秋、私は広島のある山の上に建つ巨大廃墟に行く計画を立てた。

当日、前夜に飲んだ強力な睡眠薬の効果が朝にも残ってしまい、壁にぶつかったり嘔吐したりしていた。

不運は続くもの。さらに天候は曇り空から雨に変わっていった。

しかしどうしてもその廃墟に行きたかった私は、
フラフラしながらもそんな中でなんとか山を登り、物件に到着することができた。

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裏口から入ることにした。

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どこもかしこも歪んでいる。

暗くてひどく湿っていた。


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横の壁沿いにいた虫たちが、逃げるようにザワザワと上に登っていった。


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フロント。


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ホテルがどれほど枯れ果てようと、咲き続ける花たち。


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その向かい側には、美しい花を照らす偽物の太陽。


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地図を確認。

ここはお風呂がとにかく巨大なことで有名だ。


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すごい荒れよう。


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その昔、ピカソとブラックは、あらゆる角度から見たものを再編集し統合する
美術表現や思考、「キュビスム」を生み出した。


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それは彼等のフィルターを通すことで見ることが出来る、
固定観念を脱却した夢のような世界だった。


キャンバスの中で芸術家は神となり、一点透視法は無視された。


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廃墟は時にそうした芸術家の追随者になっていく。


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これほど荒廃された空間にいれば、自分の荒みゆく気持ちなどちっぽけに思える不思議。


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非常口さえ非常事態だよ。


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次はお風呂です。



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バレンタイン企画☆お菓子の廃墟

Posted by 秋空りんご on 14.2012 バレンタイン企画「お菓子の廃墟」   26 comments   0 trackback
Tag :チョコお菓子のお家バレンタイン手作り2月14日廃墟廃屋手作りチョコバレンタインデー手作り廃墟
今日は日ごろからブログを見て下さっている皆さんへの
あたしからの手作りバレンタイン企画です!



♪お菓子の廃墟物語♪



はじまりはじまり~

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「これは僕のお家。ローンを組んで買ったんだ!」



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しかし・・・この家では不可解な現象が次々と起き、ついにトラ太さんは住んでいられなくなりました。














それから20年・・・。














































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航空写真を見ていた廃墟マニアはなにやら怪しげな建物を発見する。

謎の廃墟マニアA「これ・・・怪しくない?」

謎の廃墟マニアB「あ・・・怪しい!廃墟かな?」

A「今度行ってみない?」

B「次の日曜日に調査に行こう!」



























<日曜日>






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廃墟マニアA「おお!廃墟だ!」

廃墟マニアB「廃墟、廃墟!朽ち方がイイね!」

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うさみ「ごめん、クマ吉くん、記念撮影お願い」

クマ吉「りょーかい」

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クマ吉「極上物件なり~♪」

うさみ「やったねー!」

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クマ吉「探索だっ!」

うさみ「残留物あるかなー?」

クマ吉「昭和のエッチ本発見!」

うさみ「持って帰っちゃダメだよw」


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そして1時間後・・・

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うさみ「ふー・・・ここはさいこ・・・うっ!!?管理人だ!!隠れろ!」

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「・・・・」

「・・・・」

「・・・・」

「・・・・」

ライオン「・・・・あの・・・」

うさみ&クマ吉「(気付かれた!)」

ライオン「・・・・私、同業です・・・」

うさみ&クマ吉「・・・・ほっ(汗)」











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さらなる月日と供に家はどんどん風化していく・・・。


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「あーあ、こんなんになっちゃってたか・・・」

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「もう一度家建て直したいけど解体はお金かかるしなぁ・・・」

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クマ吉「久々に来たけどさらに朽ちてかっこよくなってるね」

うさみ「うん、廃屋の中でもここは格別だよ」

ライ男「素敵です」






は・・・


全員「ん!!!?」


は・・・・




は・・・





トラ太「はーーーーーーくしょんーーー!!!!!」



ばたーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!





「!!!!!?」




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「・・・・・・・」


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トラ太「あああああああ」




うさみ「あの・・・大丈夫・・・ですか?」






トラ太「よーし!これでもう一度家を建て直せるぞー!」






・・・こうしてまたひとつの廃墟が消えた。


しかし廃屋・Tの家は、廃墟界の歴史に名を残す廃墟となったのである。




その後、トラ太君から、うさみ達の元へ手紙が届いた。




「みなさんお元気ですか?トラ太です。

僕はあの後更地になった土地に、再び新しいお家を建てました。

今度は以前のような怪奇現象も起きず、のんびりと楽しく暮らせています。

今の家は廃墟ではないですが、いつか新しいお家のほうにも廃墟マニアのみなさん遊びに来てくださいね。」


そして伝説の廃墟がなくなったその後も廃墟マニア達は頻繁にここへ足を運び、
トラ太君の新しいお家は、たくさんの人が集まるにぎやかな場所になりましたとさ。


☆めでたしめでたし☆



※撮影終了後、廃墟の家と動物たちは、りんごが1人でおいしくいただきました。



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ゴーストタウンで見つけた残留物

Posted by 秋空りんご on 10.2012 神奈川   13 comments   0 trackback
Tag :ゴーストタウン残留物ポスタータバコツッパリ廃墟廃屋ウルトラマンロボット野球
残留物にはあまり興味が無い私としては珍しい企画。

ゴーストタウン内で見つけた色々なものです。

内容が内容なので別企画として出しました。
写真サイズも大きく見せるほどのものじゃないので小さいです^^;

どーぞ(^O^)/

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子供がいたのでしょうか。赤いロボ君がいます。

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ウルトラマンも少年は必ず通る道です。

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野球のボードゲーム。

ちなみにいつも廃墟に一緒に行っているショーグンは、
野球部の「2軍キャプテン」というポジションだったそうです。

「2軍キャンプテンなんだからしっかりしろ!」と言われていたそうです(^∀^;w


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でもある日ショーグンは変わってしまうのです。

ツッパリ始めてしまうのです。

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そしてついにはこれですよ。

「俺の赤。」


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こんなオシャレなヒゲはやしてみたりもして。


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うん、渋い。

こんな大人になることを夢見ていた少年・・・。
































でも・・・









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こんな風にはなっちゃダメだよ(●´艸`)










┌(`Д´)ノ コラーーリンゴ!!






Σ(゚∀゚;)!!あ、ショーグンだ!!


ε=ε=ε=ε=ヽ(* ̄∇ ̄)ノさらば!!


※野球の話はホントですがそれ以外は全てネタ・フィクションです^^;
ショーグンは「ミニにタコ」とか言わないですwすいません。残留物は全て本物の残留物です。

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丸山変電所(セルフポートレートあり)

Posted by 秋空りんご on 08.2012 群馬   22 comments   0 trackback
Tag :丸山変電所重要文化財廃墟廃線碓氷峠信州本線煉瓦造り発電所横川軽井沢

こんにちは。りんごです。

本日、廃ダイナミックレンジの山下さんが私のリクエストに答えてポートレートを出してくださったので、
お礼として、今回私も以前撮影したセルフポートレートを公開したいと思います。
(顔には薄くモザイクかけてありますがお許しを^^;)


私の初のセルフポートレート撮影地となった場所がここ、丸山変電所跡。

かつてはいい感じで朽ちた廃墟だったのに、今は重要文化財として美しく生まれ変わっています。
詳細は安中市のホームページに詳しく書いてありますのでそちらをどうぞ。 □⊂(゚ー゚* )


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レンガだから味はあるけど、やっぱ廃墟とは別物って感じ。


しかしこの日ハイテンションだった私は、試しにセルフポートレートを撮ることにした。


まず場所のチョイス。あと肝心なことに三脚が無い。

だが運よく対になった塀みたいなものがあったので、
片方の塀にカメラを置き、もう片方の塀の上でポーズを決めるという構図に挑戦することにした。

一人探索中のセルフポートレートなので、まず塀の上にカメラを置き、タイマーをセットする。

でもね、タイマー10秒しかもたない。

急いで向かい側の塀の上に登り、ポーズを決める。

その間わずか10秒。


できるのか!?


さて、1枚目。


































パシャ!


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登る途中で10秒経過。シャッターが切れた。残念!!

次こそは!

一度塀を降りて向かいの塀にまたセットしに向かう。

タイマーセット。急いでまた元の塀にダッシュ。登る!







































パシャ!


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成功!(*゚∀゚)=3

でも・・・なんか・・・違くね・・・?

ポートレートってこんなんじゃないよね?

ここの上登るの大変だよー・・・。

写真では平静を装ってますが実はかなり息切れてます。

正直10秒じゃこれが限界。これ以上なにかポーズとる余裕なし。


3枚目!








































パシャ!



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登るの諦めてせめてものポージング。

あー、しらじらしい。ダメだコリャ( ̄□ ̄;)

セルフポートレートで塀の上とか難易度高すぎたか。

また機会があればセルフポートレートやってみたいと思いますw




こんなポートレートを見せられて、皆さんも脱力してると思いますので
後半は、文化財となった美しい丸山変電所の写真をご覧下さい。


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後ろの方にだけ一箇所廃墟な部分が残っている。

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写真、前回のサイズとどちらがよかったですか・・・?

あまり写真が多いと大きめサイズだとアレかなと思って小さめサイズのアップにしていますが
前回、大きいサイズで出した際、いつもより写真が好評だったのが気になります^^;
それとも写真うんぬんじゃなく廃校人気の影響?w
でも写真は大きいほうがいいのかしら・・・?


それではまた♪


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O中学校

Posted by 秋空りんご on 07.2012 群馬   20 comments   0 trackback
Tag :群馬中学校廃校廃墟集落木造木造校舎山間一人旅腐海の森
今日は学生時代の思い出話をひとつ。

高校時代に、若くてイケメンの先生がいた。
その先生の授業は女子生徒から大人気で、先生の授業のときはいつも女子生徒達がほんわかしていた。

授業中女子達がほんわかしている中、私は愛犬のことが気になり、こっそり教室を抜け出して家に電話をかけにいった。

しかしイケメン先生はそれに気付きながらもなんら指摘せず見逃してくれる、精神的なイケメン教師でもあった。


だがある日、先生が自分のことを話す時、突然


「あたしゃねぇ・・・」


と志村ばりの発音をした。

女子たちが凍りついた。

それからというものの女子生徒たちの熱い視線を受けることもなくなってしまったイケメン教師だが、
代わりに私のツボとなり、とても気になる存在になったとかならなかったとか。


なぜそんなことを思い出したかというと
支店タカハシのおちもんさんの記事がきっかけです。(2月3日「何だチミは?の巻。」にて。)
気になった方はおちもんさんの記事を読んでみてね☆

おちもんさんは私と同じく群馬県民でして最近お知り合いになった廃墟スキーさんです。


さて今日はそんな群馬県の廃校をどうぞ!

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虫だらけの腐海の森、いや、不快な森を潜り抜けて行った。

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この時、真夏で虫だらけすぎて、羽虫が蜘蛛の巣にかかって、蜘蛛に捕らえられる瞬間までも全部見た。

表も裏も草と虫をかき分けながら入れる場所を探し回った。

とにかく1人で頑張った。

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結論言うと入れませんでした。

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ドアとかゆがんでて開かないんです。

どうしたらいいんでしょう?未だにワカリマセン。一人なので力技でも入れなかったし。

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こんな頑張ったのに・・・。
向かいのもうひとつの若干新しめの廃校もあったんでそちらに行ったら
そちらは転用されて資料館になってたので、そこの管理人さんと仲良くなる作戦を取ることにしました。

あたしは結構愛想がいいのですぐ気に入られます。

そしてもう景気よく「隣の校舎、開かないんですか?」と聞いたら、「古いからねー」と言われ、
管理人さんに「私ピンときました!あなた(廃校に興味があるということは)教師ですね?」と言われました。

「・・・・違います。」


ただ廃墟マニアであることは隠しつつ、仲良くなりました。最後にはここら近辺の不動産まで紹介されました。
『ここらの不動産より隣の不動産をなんとかして!』と言いそうになるのをこらえつつ、
どうにもならなそうなので帰る事にしました。


ということで今回は写真があまりなくてさらに入れなかったという場所ですが
たまにはこういうこともありますw

今日は写真が少なかったので大きめサイズで出しました。
いつものサイズとどちらがいいでしょうか?

ここは再訪してもう一度挑戦したい物件です。

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ちなみに行く途中ここで道を尋ねました。地図までくれました。なんだかいい旅夢気分(´∀`*)

素敵な集落でした。

ではまた次回(゚ー゚* )


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さよなら九段下ビル(後編)

Posted by 秋空りんご on 03.2012 東京   12 comments   0 trackback
Tag :九段下ビル雑居ビル廃墟解体消滅アトリエ展示会大西信之さよなら九段下ビル靖国神社


私が訪れたとき、
九段下ビルの「消滅」をテーマにした「さよなら九段下ビル」という最後のアトリエ展がやっていた。


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このビル最後の住人であり、画家の大西さんが、室内にいらっしゃり、
展示品を見る私の横で、それにどんな意味があるのか教えて下さった。


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私はこれが気に入った。


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足跡をつけてもいずれその足跡は消されていくというもの。

上の足は母の足。


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機械式で箒が回り、砂についた足跡を消していく仕組みだ。

やはり「消滅」がテーマ。

私は廃墟用のブーツを履いていた。

ゴツゴツした深い足跡がついた。

そしたら普通1周で消される足跡が、3~4周くらいかかった。

しぶといあたしの足跡に、私と大西さん、周りのお客さんたちも笑った。


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これはクッキーで出来た街。来客者が少しずつ食べていいもの。

お客さんが少しずつ食べることでこの作品は完成する。

こうして街が消されていくということを表現しているからだ。

もうほとんど無くなっていた。

私が食べるのを躊躇していると、大西さんが「大丈夫ですよ。」と先に食べてくれた。

大西さんは優しい紳士の画家さんだった。九段下ビルがとても似合う。


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来てよかった。


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このビルを愛する人たちとお話して、その想いに触れて、いつの間にか私も同じ気持ちでこのビルを見ていた。

今日来たばかりなのに、なんだか昔から知っていたような。

そんな気持ちになっていた。


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九段下ビルが消えていく痛みがもう他人事じゃなくなっていた。


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このビルは関東大震災で被災した近隣の商店主達が共同出資して組合を作り、1927年に建てられたものらしい。
(参考Wikipedia

そしてその後、ビルは東京のシンボル的存在となって生き、この街を見続けた。


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その長い間、このビルはどれだけの人を支え、受け入れてきたのだろう。

騒がしい東京の街の雑居ビルとしてボロボロになりながらも長い間頑張ったんだね。


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お疲れ様。


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ありがとう。九段下ビル。


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安らかに。


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自動販売機でコーンスープを買って飲みながら九段下ビルの後ろ姿を見ていた。






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このあと、すぐ近くの靖国神社へお参りもしてきた。


・・・・・・クリスマスなのに神社でお参り・・・・・・(笑)


今回少しだけ登場しましたが、実は九段下へは母と一緒に行きました。

そして帰り、母が靖国神社で廃墟探索の安全のためのお守りを買ってくれました。

色々と口うるさいけど、いつも私を心配して助けてくれる母。

ありがとうお母さん。



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それではまた次回


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さよなら九段下ビル(前編)

Posted by 秋空りんご on 01.2012 東京   16 comments   0 trackback
Tag :九段下雑居ビル廃墟東京解体アトリエさよなら九段下ビル消滅展示会大西信之


「九段下がそろそろヤバイ。」



去年の暮れ、周りの廃墟スキーさん達がざわめいていた。


何のことか分からなかったが、聞いているとどうやら
「九段下にあるイイ感じの現役雑居ビルが解体される危機」であるということが分かった。

現役雑居ビル?
廃墟じゃないなら興味ないや・・・。
と思っていたのだけど、

「いや、これだけ騒がれてるのだからとりあえず行ってみよう!」と思い直し、
クリスマスに急遽九段下へ向かった。



途中道に迷い、靖国通りの派出所に入ったらなぜかお巡りさんの大歓迎を受けて、
「その歴史ある九段下ビルというはわからないが、ここらへんの歴史はなんたらかんたら~」と
時間が無いのにお巡りさんの歴史の授業を受けるという・・・、
違う意味でお巡りさんに捕まるというまさかの事態が起こった


タイ━━━||Φ|(|´|゚|ω|゚|`)|Φ||━━━ホ!!!


しかしなぜここらの歴史に詳しいのに九段下ビルはわからないのだろうという疑問を残しつつも
お巡りさんの歴史の授業がおわり、
「逆方向に向かえばあるんじゃない?」という話になったので、来た方向と逆方向へ向かった



そして見つけた!(おまわりさんありがとう☆)

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これが九段下ビル。

ん・・・まぁ確かにいい感じではあるけど・・・やっぱりただの古い雑居ビルじゃないの?という疑惑がまだ残る。

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注目度は高い。街ゆく人はみんな見ていく。

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これが噂の九段下ビルか・・・。

廃墟とまではいかないが、なるほど…なかなかのオーラを出している。

だがしかし!!果たして廃墟マニアのあたしを満足させることは出来るのかな!?(何様だ)

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あたしはそんなに甘くない!

ちょっと古いビルでしたなんてオチじゃないでしょうな?

さぁ、しかとその実力みせてもらおうか!(だから何様だ)ブフッ∵(´ε(○=(゚∀゚ )






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Σ(゚д゚;)…えっ!!

・・・これは!!

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や・・・

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やられました!

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これは廃墟マニアもうなるわ!

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まさか現役ビルがここまでの「廃感」を出してくるとは思わなんだ!

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実は大人気ゆえ建物内はとても混んでいる。

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すいません、甘くみてました。

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この雑居ビル( ゜∀゜ )最高です!!

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色々なものが全て存在感を持っている。

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もう所々がオシャレ。廃&オシャレ!

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噂は一人歩きしていなかった。

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内部ではアトリエ展を開催しているため、センスのいい芸術品が所狭しと飾ってある。

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えー・・・これは展示品?

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これは展示品ですね。

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かわいいですね~^^*

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九段下ビルの最後の住人、画家の大西さん。

この時「さよなら九段下ビル」という九段下ビルの消滅をテーマにした最後の展示が行われていた。

大西さんもいらしたので色々とお話をした。→後編で詳しく書きます。

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こういうテーブルをアンティークショップで買うと5万円くらいします。

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クリスマスツリーがキレイ。


九段下アトリエブログ
http://kudanatelier.blog.fc2.com/


☆つづく☆


いつも押してくれてありがとわんImage0292.jpg 
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プロフィール

秋空りんご

Author:秋空りんご
廃墟をさすらっています。
それ以外にも様々な場所を冒険しています。

webや雑誌で主に旅行関連のライターをしています。

2015年12月より多忙のためブログを休止しています。

廃墟活動は継続していきますので、
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