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神の住む場所

朝陽で明かりの灯る日本最古のコンクリートアパート。端島、30号棟。まるでライトアップされているか、今でも人が住んでいるかのよう。だけどこれは朝陽が作り出した自然のもの。まさに奇跡の光景だった。

まるで不思議の国の・・・

廃ホテルに迷い込んだよう

まだ人がいた温もりを感じる

木造校舎の温かさ

豊後森機関庫

Posted by 秋空りんご on 02.2013 大分   16 comments   0 trackback
Tag :廃墟産業遺産大分県豊後森機関庫機関庫文化財近代化産業遺産トーマス
りんごですどうも♪ご無沙汰しております(゜ω゜;

いや~、前記事の「あけました」からもう1ヶ月近くたってしまってます・・・。
時の流れが早い。

そんな中、ブログ村ではいつも上位をキープできていることはそれだけ皆さんが
ポチを押して下さっているということで、本当に感謝です。
いつもブログ村や拍手のポチをしてくださる皆さん、コメントを下さる方々、ありがとうございます!!
ほんと励まされます。

今日は何を更新しようかなーと迷い、コレに決めました!

じゃじゃん♪


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ぶんごもりきかんこぉ~~☆

P1020408 (1)

文句なしの美しさ。蔦がまた素晴らしい!

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実はかなり地元にプッシュされている廃墟。
ここでお祭りみたいなものをしていた写真もどこかで見た気がする。
もうこれを地元ではどんどんアピールしていこうという作戦があるみたいね。

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ここは分かりやすく説明するとトーマス君のお家です。
今じゃ相当荒れた家だけど、昔は機関車たちが休んでいた場所だったのです。
機関車トーマスが21台入ると覚えておけばだいたいOKだと思います。

1970年に廃墟化したものの、現在は近代化産業遺産と登録有形文化財に認定されている、守られし廃墟。

P1020413.jpg

つまり今では廃墟ではなくて産業遺産的な建築物である。

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守られた瞬間から廃墟は廃墟でなくなる。

廃墟が人に守ってもらうことで解体を逃れて欲しいと願う反面、
人の関心や意識からかけ離れたところにポツンと存在する純粋な廃墟と呼べる存在を求める私としては、
同質の見た目でありながら対を成す廃墟と産業遺産の大きな違いに複雑な気持ちだ。

P1020427 (1)

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廃墟は人の想いから切り離されてこそ廃墟としての頭角を現す・・・と私は思う。

大げさに言えば「絶望感」である。

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背負った絶望感によって、廃墟は通常では見ることの出来ない、美しさの向こう側を見せてくる。

そこで出会うのは、不定形な現象と、生と死のリアルだ。

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大きな痛みが小さな痛みを忘れさせる事があるように、毒を制するのは毒だったりする。
廃墟とはもしかするとそれに似たものなのかもしれない。

希望の持つ力だけでは解放されない、そんな無情の中で、
廃墟は何もかもただありのままだ。

不安や孤独も、全ての事象を抱擁するような寛大さは圧倒的に自然で、絶望的で、故に人を根本から癒す。

P1020424 (1)

廃墟にそういうものを求める私としては、廃墟は純粋な廃墟であってほしいと願う気持ちがある。

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でも一方で、やはり守られて欲しいとも願う。

P1020407 (1)

後のことはこちらに丸投げってことで→豊後森機関庫(ウィキぺディア)

おまけは・・・

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線路!

P1020404 (1)

建物の裏!


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秋空りんご

Author:秋空りんご
廃墟をさすらっています。
それ以外にも様々な場所を冒険しています。

webや雑誌で主に旅行関連のライターをしています。

2015年12月より多忙のためブログを休止しています。

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